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一粒万倍日とは?やるとよいこと・やってはいけないこと。何かを始めるのに最適!

    一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、様々な吉日の中でも縁起のよい日とされています。

    ただ、何をすればよく分からないですよね?

    当記事では一粒万倍日にやると良いこと・やってはいけないこと、

    また、金運や物事の始めによいと言われる理由など、細かく紹介いたしますので、

    ぜひご覧ください。

    目次

    一粒万倍日とは

    一粒万倍日は、日本の暦に古くからある吉日の一つです。

    対象の日の決め方はちょっとだけ複雑です。

    二十四節気(立春・夏至・立秋など)と、

    干支(甲・乙・丙・丁……と子・丑・寅……を組み合わせたもの)によって決められ、

    「立春から啓蟄(けいちつ)の前日までは、丑と午の日」、

    「啓蟄から清明(せいめい)の前日までは、寅と酉の日」というように、

    二十四節気の節目と節目の間の2日が一粒万倍日になります。

    おおよそ6日に1回、ひと月に5日、1年間だと約60日あると覚えていただければ大丈夫です。

    この言葉が意味するところは「種籾(たねもみ)一粒から一本のイネができ、

    このイネから万倍もの数のお米が穫れること」。

    すなわち「わずかなものが飛躍的に増えること」。

    この日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられることから、

    一粒万倍日は「何か始めるタイミングとして最適な日」とされています。

    一粒万倍日にやるとよいこと

    やるとよいこと。

    一粒万倍日は「何かを始めるのに最適な日」です。

    そのため、結婚式や入籍の日として最適な日となります。

    また、この日に投資を行うと将来的に大きな利益となって自分に返ってくると考えられています。

    • 入籍・結婚式
    • 引っ越し
    • 習い事を始める
    • 銀行口座の開設
    • 開店・開業
    • 宝くじ購入
    • 財布を買う・使い始める
    • 貯金

    一粒の種籾を「ささやかな気持ち」と考えると、自分が大切にしている人に思いを伝える日としても良い日でしょう。

    一粒万倍日にやってはいけないこと

    やってはいけないこと。

    一粒万倍日は良いことだけでなく、たとえ悪いことや苦労であっても増幅させてしまう日となります。

    ですので、特にネガティブな言動や行動は慎んだ方がよいとされています。

    また、ネガティブな言動行動のほかに、

    他人の悪口・けんか・無駄遣い・借金やローンなどは避けることをおすすめします。

    • ネガティブ行動・言動
    • 借金・ローン
    • 無駄遣い
    • けんか
    • 人の悪口

    マイナスな事柄であっても、増幅され「苦労までもが万倍になる」とされていますので要注意です。

    一粒万倍日は他吉日と重なると運気倍増!

    吉日とされる一粒万倍日ですが、他の吉日と重なると、

    相乗効果が得られさらなる運気アップが期待できます。

    たとえば大安や天赦日、寅の日などです。

    覚えておきたいその他の吉日

    天赦日

    天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)は「天が万物の罪を許し、あらゆる障害が取り除かれる日」として、日本の暦の上では最高の吉日と言われています。1年に5~6回しかありませんが、一粒万倍日同様、新しいことを始めるのに最適な日とされ、仕事始めや結婚、お財布の新調・使い始めなどにおすすめです。

    さらに、一粒万倍日と重なると相乗効果で「最強の開運日」になるため、ぜひチェックしてみてください。

    一粒万倍日

    一粒万倍日は、日本の暦に古くからある吉日の一つです。この言葉が意味するところは「種籾(たねもみ)一粒から一本のイネができ、このイネから万倍もの数のお米が穫れること」。すなわち「わずかなものが飛躍的に増えること」。この日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられることから、一粒万倍日は「何かを始めるのに最適な日」とされています。

    寅の日

    寅(とら)の日は、「金運招来日」とも言われ、特に金運に縁のある吉日とされています。寅は一日で千里の道を往復できる、という云われが転じて、「出したお金がすぐ戻ってくる」日と考えられているためです。お財布の新調や使いはじめ、宝くじ購入、貯金などお金に関することに向いているでしょう。寅の日は干支(えと)をもとに12日ごとにめぐってきます。

    巳の日・己巳の日

    巳(み)の日は、寅の日と同じく十二支にまつわる吉日で、12日に1度訪れます。蛇は金運・芸術をつかさどる弁財天という神様の使いのため、金運が気になる人はこの日にお金や財産に関係することを行うとよいとされています。お財布の新調や銀行口座開設などをするとよいでしょう。

    巳の日に十干の「己(つちのと)」が重なる己巳の日(つちみのひ)は60日に一度しかめぐってこず、特に縁起がよいとされています。

    大安・友引

    大安(たいあん)・友引(ともびき)は日にちの吉凶を占う六曜の吉日で、6日に1回めぐってきます。大安は「大いに安し(やってはいけないことがない)」という意味で、六曜の中では最も縁起がよく、冠婚葬祭におすすめの日です。

    一方友引は「引き分け」を意味し、朝晩が吉、昼は凶とされています。「友を引く」という意味から、慶事には適しているものの、葬儀などの弔事は避けた方が無難でしょう。

    大明日

    大明日(だいみょうにち)とは歴注の1つで、「天地が開け、太陽の光が隅々まで照らす」という意味を持つ吉日です。引っ越し・旅行など移動にまつわることや、建築・普請を行うのに縁起がよい日とされています。月に8~16日ほどあるため、レア度は低めでしょう。

    母倉日

    母倉日(ぼそうにち)とは、大明日と同じ歴注の1つで、「母が子に対してするように、天が人を慈しみ育む」日とされています。特に入籍や結婚といった婚姻にまつわることや、引っ越しなどに適した吉日です。月に4~5回あります。

    神吉日

    神吉日(かみよしび)は、最も回数が多い吉日で、月の半分以上が該当します。神事にまつわることを行うのに適した日とされており、たとえばお墓参りや神社への参拝、祭祀を行うのに適しているでしょう。

    天一天上

    天一天上(てんいちてんじょう)は、癸巳(みずのとみ)の日~戊申(つちのえさる)の日の16日間を指し、1年に6回めぐってきます。方角をつかさどる天一神が天上に帰るため、方角の禁忌がなくなるとされています。旅行やお出かけ、引っ越しなどに縁起のよい期間です。

    鬼宿日

    鬼宿日(きしゅくび)は、月が地球を1周する間に通過する28個の星座をもとに吉凶を占う二十八宿の中で、最も縁起がよいとされている吉日です。「鬼が宿(家)にいるため邪魔が入らない」日とされ、婚姻以外であれば何事もうまくいくと言われています。

    天恩日

    天恩日(てんおんにち)は、「全ての人が天からの恩恵を受けられる」とされ、5日間続きます。慶事全般や旅行・引っ越しなどを行うのに縁起のよい期間ですが、凶事に用いてはならないとされるため注意しましょう。天恩日は、年に90日ほどあります。

    月徳日

    月徳日(つきとくにち/がっとくにち)は、その月の神様がいる日のことで、「全てのことに支障がない」吉日です。特に、リフォームや不動産契約を行うと縁起がよいとされています。月に2~4日の頻度で巡ってきます。

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    一粒万倍日と凶日と重なった場合

    凶日が重なるとどうなるかについては、意見が分かれるところです。「縁起の悪い日が強く影響し、一粒万倍日であっても凶日になる」という見解や、「不吉な日と吉日が重なれば、互いの影響が相殺される」という考えもあります。

    どちらにしても、凶日が重ならない日の方が縁起が良いとされるため、気になるなら避けるのが賢明だと言えるでしょう。

    不成就日に注意!!

    不成就日とは、文字どおり「何事も成就しない、願い事がかなわない日」とされています。

    結婚や入籍、新築工事、習い事、開業、新しいお財布を使い始める など何かを始める場合、不成就日は避けた方がよいです。不成就日は8日ごとに訪れ、月に3~5日あります。

    一粒万倍日を知り良い時を過ごそう

    暦のうえでは、昔から良い日もあれば悪い日も存在します。みなさん聞き馴染みがある「大安」や「仏滅」などをはじめ、沢山の吉日・凶日が存在しています。

    何か節目を迎える際は、これら吉日凶日を少しだけ意識し行動すると、良き方向に運や時が流れ、より充実した生活を過ごすことができると思いますので、ぜひご参考にしてみてください。

    当ブログ「活きる学び」をご覧いただきありがとうございます。
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