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福禄寿の読み方やご利益は?七福神の1柱。真言や有名神社を紹介します。

    福禄寿は七福神の1柱です。

    当記事では福禄寿について以下の情報を紹介しています。

    • 福禄寿とは?
    • 福禄寿の歴史
    • 福禄寿のご利益
    • 福禄寿が祀られている神社

    当記事をご覧いただき、福禄寿の理解が深まれば幸いです。

    目次

    福禄寿とは?

    福禄寿(ふくろくじゅ)は中国の神様です。

    長い頭・に長いあごが特徴です。

    「柱」= 神様を数える時の呼び方

    福禄寿の由来・ルーツ

    福禄寿は、中国から禅宗と一緒に日本に伝わったとされています。

    中国の春節では、「三星図」と呼ばれる福・禄・寿を描いた絵を飾り、1年間の幸せを願う習慣があります。

    福禄寿の姿

    • 背丈が低い
    • 長い頭
    • 長いあご髭
    • 大きな耳たぶ  が特徴です。

    福禄寿は、仙人がモチーフとなっています。

    彼の特徴的な持ち物は、左手に宝珠を持ち、右手には巻物をくくりつけた杖を持っていることです。さらに、鶴が一緒に描かれていることもよくあります。

    福禄寿のご利益とは?

    福禄寿の名前には、それぞれ深い意味が込められています。

    「福」は幸福や繁栄を、「禄」は地位や財産、そして「寿」は長寿や健康を象徴しています。このように、福禄寿は幸せ、繁栄、長寿を与える神として親しまれています。

    中国での人生三大目標「福」「禄」「寿」

    ご利益意味
    幸福子孫に恵まれる
    封禄(身分・財宝)金銭に恵まれる
    寿長寿健康的に長生きできる

    福禄寿のご利益は、道教の教えや中国の伝統的な祝福の言葉と深く結びついています。彼が象徴する「福」「禄」「寿」は、人生における三大目標、すなわち子孫繁栄、財運招福、そして長寿を表しています。

    また、福禄寿は立身出世や良縁の神としても知られ、特に招徳や人望を引き寄せる力があるとも言われています。そのため、恋愛や人間関係のご利益を求める人々にも信仰されています。

    さらに、福禄寿の頭が大きいという特徴には知恵を象徴する意味が込められています。そのため、福禄寿が祀られている場所を訪れることで、学力向上や知識の獲得に繋がるとも伝えられています。

    福禄寿の真言(マントラ)

    福禄寿の真言(マントラ)を唱えることは、ご利益を得るための大切な方法とされています。この真言は「オン マカシリ ソワカ」です。

    毎日繰り返し唱えることで、福禄寿のご加護を受け、福運を招き、願いが叶うと言われています。日々の生活に真言を取り入れることで、心身の安らぎや運気向上にも繋がるでしょう。

    福禄寿が所属する「七福神」

    福禄寿は、神社やお寺でよく見かける「七福神」の1柱としても知られています。

    七福神は、豊かな福をもたらす7つの神様で、それぞれが「清廉」「有福」「威光」「愛敬」「人望」「寿命」「大量」という7つの重要な福を人々に授けるために集まった存在です。福禄寿はその中でも特に、長寿や財運、幸福を象徴する神様として広く信仰されています。

    七福神
    ・恵比寿(えびす)
    ・大黒天(だいこくてん)
    ・福禄寿(ふくろくじゅ)
    ・毘沙門天(びしゃもんてん)
    ・布袋(ほてい)
    ・寿老人(じゅろうじん)
    ・弁財天(べんざいてん)

    福禄寿と寿老人は似ている。

    福禄寿と寿老人は、名前に「寿」がついていることや、姿が似ているため、混同しやすい神様です。しかし、それぞれに違った意味と特徴があります。

    福禄寿は、幸福や財運、長寿を象徴する神様で、特に「福」「禄」「寿」の三つの福を授ける神として知られています。一方、寿老人は長寿の神様で、特に長生きや健康を守る神として信仰されています。どちらも「寿」に関連しているものの、それぞれ異なる側面を持っているのです。

    福禄寿と寿老人の共通点

    • 仙人の姿がモチーフ
    • 長くて白いあごひげ
    • 巻物をくくりつけた杖を持つ
    • 中国にルーツを持つ神様
    • 長寿のご利益
    • 「南極老人星」の化身説

    福禄寿と寿老人の見た目

    福禄寿と寿老人を見た目から見分けるには、以下です。

    持ち物や一緒に描かれている動物が手がかりになります。

    持ち物従えている動物
    福禄寿宝珠
    寿老人うちわ、桃鹿

    福禄寿と寿老人のご利益

    ご利益
    福禄寿子孫繁栄・財運招福・延命長寿
    寿老人延命長寿、厄払い、身体健全、家庭円満、福徳円満

    伝説の違い

    福禄寿と寿老人の違いは、その姿や背景にあります。福禄寿は、福星、禄星、寿星の三つの星が一体となった姿で描かれることが多いです。一方、寿老人は「寿星」として単独で描かれます。

    寿星は、南極老人星(カノープス)という星に由来しており、この星は「りゅうこつ座」にあるα星です。特徴的なのは、この星が地平線ギリギリまでしか昇らないため、非常に見つけることが難しいということです。そのため、もしもこの星を見つけることができたなら、長寿を得られるという言い伝えがあります。

    福禄寿が祀られている神社

    福禄寿を祀っている寺社は日本全国にあります。

    東京:今戸神社の福禄寿

    東京にある今戸神社では白髪で童顔な福禄寿がいます。

    今戸神社 公式サイト

    神奈川:山王神社の福禄寿

    温泉施設の敷地内にある神社が山王神社です。

    徒歩やバスで巡れる範囲に、七福神を祀る寺社が多くあります。

    山王神社 公式サイト

    京都:赤山禅院の福禄寿

    「福禄寿お姿みくじ」が人気の赤山禅院です。

    地元では「赤山(せきざん)さん」という愛称で親しまれています。

    赤山禅院 公式サイト

    愛知:若宮八幡社の福禄寿

    若宮八幡社は、名古屋の総鎮守として由緒ある神社です。

    若宮八幡社 公式サイト

    福禄寿を知りご利益を授かろう

    福禄寿について深く知れたのではないでしょうか?

    当記事と出会ったことで、あなたの開運や人生の好機に少しでも繋がれば幸いです。

    当ブログ「活きる学び」をご覧いただきありがとうございます。
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