A型・B型・O型・AB型といえば、血液型の基本的な種類ですよね。
占いや性格診断などで盛り上がった経験がある方も多いのではないでしょうか?
でも実際のところ、日常生活で血液型のことを気にする場面って、そんなに多くないかもしれません。
とはいえ、輸血や手術など、いざという時にはとっても重要な情報です。
この記事では、そんな血液型について「へぇ〜!」と思えるような雑学や豆知識をご紹介します!
実は意外と知られていない血液型の歴史や、人間以外の生き物にも血液型があるって知ってましたか?
血液型にまつわるあれこれを楽しくご紹介していきますので、ぜひ気軽に読んでみてくださいね。
血液型に関する雑学
実は昔、血液型は「ABC型」だった?
ふだん血液型というと、A型・B型・O型・AB型が当たり前。でも「なんでC型じゃなくてO型なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、最初に発見されたころの血液型は、A型・B型・C型の3つだったんです!
その後、新しく「AB型」が発見されて4種類に。C型はやがて「O型」と呼ばれるようになり、1928年には国際的に「A・B・O・AB」で統一されました。
ちなみに、血液型を発見したのはオーストリアの病理学者、カール・ラントシュタイナーさん。医学の歴史に残る大発見でした。
人類はもともとO型だった!?
「人類の最初の血液型はO型だった」と言われています。これは、私たちの祖先であるホモ・サピエンスがO型だったことがわかっているからです。
人類はアフリカで誕生し、地球各地に広がっていく中で、食べ物や環境に合わせて腸内細菌が変化し、新たにA型やB型が登場したと考えられています。
今では多くの人が自分の血液型を知っていますが、そのルーツまで知っている人は少ないかもしれませんね。
世界で一番多い血液型はO型!
日本ではA型の人が一番多いですが、世界全体で見ると一番多いのはO型なんです。
とくに中南米ではO型の割合がとても高く、コロンビアやベネズエラではなんとO型が100%という驚きのデータも!
他にも中国やアイスランド、サウジアラビアなどでは、人口の半数以上がO型なんだとか。
もともと人類がO型から始まったという説ともつながりますね。
世界一レアな「Rh null型」って?
血液型のRh型は、ふつう「Rhプラス」か「Rhマイナス」ですよね。でも、実は「Rh null(ヌル)型」という超レアなタイプが存在します。
このRh null型は、Rhの抗原をまったく持っていない特殊な血液。世界中で50人ほどしか確認されていないと言われています。
とくに「O型+Rh null型」は、どの血液型にも輸血できることから「黄金の血」とも呼ばれています。
ただし、自分が輸血を受ける時は、同じRh null型しか使えないので、本人にとっては少し大変かもしれません。
血液型と性格は…関係なし!
「A型は几帳面」「O型はおおらか」など、血液型と性格の話はよく聞きますよね。
でも実はこれ、科学的には根拠がないんです。
血液型と性格を結びつけた本などが広まったことで、あたかも関係があるように思われがちですが、研究では明確な関係は見つかっていません。
血液型で人を判断するのは、思わぬ偏見やトラブルを招くこともあるので、話題にするときはちょっと気をつけたいですね。
科学的根拠はなくても、一般的に知られている性格の違いをまとめていますので、お時間あるときにご覧ください。

骨髄移植で血液型が変わる!?
「骨髄移植で血液型が変わることがある」と聞いたことはありませんか?
これは、骨髄移植をすると、血液細胞がドナー(提供者)のものに置き換わるためです。赤血球の表面にある抗原で血液型が決まるので、ドナーの型に変わるんですね。
ちなみに、骨髄移植ではABO型の一致よりも、白血球のHLA型(後述)の一致が重要なので、血液型が違っていても移植できることがあります。
血液型でかかりやすい病気がある?
血液型によって、かかりやすい病気に違いがあると言われています。
これは免疫力の違いが関係していると考えられていて、例えば:
- O型:免疫力が高いけど、血が止まりにくく、十二指腸潰瘍になりやすい
- A型:がんにかかりやすい傾向
- B型:肺の病気のリスクが高い
- AB型:インフルエンザや認知症にかかりやすいが、アレルギーにはなりにくい
病気のリスクを知ることで、健康管理の参考にもなりますね。

赤ちゃんの血液型はすぐにはわからない
「赤ちゃんの血液型をすぐに知りたい!」という方も多いですが、実は生まれたばかりの赤ちゃんでは、正確な血液型がわかりにくいんです。
理由は、血液型を決める抗原や抗体が、まだしっかりできあがっていないため。はっきり分かるようになるのは、2〜4歳ごろと言われています。
きちんと知りたい場合は、4歳以降に検査するのが安心です。
日本で一番多い血液型はA型
日本人に最も多い血液型はA型で、全体の約40%を占めています。
次いでO型が約30%、B型が20%、AB型が10%ほど。地域によっても違いがあり、西日本ではA型、東日本ではB型が多いというデータも。
また、日本人の90%以上がRhプラスなので、一番多い血液型は「A型+Rhプラス」。逆に一番少ないのは「AB型+Rhマイナス」ですね。
「黄金の血」は誰にでも輸血できる
血液型には、赤血球の表面にある抗原によって決まるABO型とRh型があります。
Rh型にはまれに「Rh null型」があり、これは抗原を一切持たない特別な血液。とくに「O型+Rh null型」は、どの血液型の人にも輸血できるため「黄金の血」と呼ばれているんです。
ただしRh null型の人は、同じ型の血しか受けられないので、医療的にはとても貴重で慎重な管理が必要です。
実は白血球にも「血液型」がある!
血液型といえば赤血球が有名ですが、実は白血球にも型があるんです。
それが「HLA型(ヒト白血球抗原)」と呼ばれるもので、骨髄移植の際にとても重要になります。
HLA型は両親からそれぞれ受け継ぐため、家族でも一致する確率はそれほど高くありません。
だからこそ、骨髄ドナー登録が大切なんですね。
O型の人は出血しやすい?
O型は免疫力が高いと言われる一方で、「血が止まりにくい」という特徴もあります。
これは、血を固める成分(血液凝固因子)が他の血液型より少ないから。大きなケガをしたときに出血が続きやすく、死亡率が高くなるという報告もあるんです。
とはいえ、その分、心筋梗塞になりにくいという良い面もあります。
血液型に関する雑学(人間以外)
ゴリラにも血液型がある?ニシローランドゴリラは全員B型!
ニシローランドゴリラって知っていますか?
中央アフリカに住んでいて、ゴリラの仲間の中では一番小柄な種類です。
実はこのニシローランドゴリラ、全員がB型なんだとか!
ちょっと意外ですよね。
個体数が多いので、「ゴリラはみんなB型」なんて思われがちですが、これは実は誤解。
たとえば、山に暮らすマウンテンゴリラはB型が1匹もいなくて、A型とO型だけだそうです。
種類によって血液型が違うんですね。
馬の血液型は8種類!でも実は3兆通り⁉︎
人間の血液型はA・B・O・ABの4種類が基本ですが、馬にはなんと8種類もの血液型があるってご存じでしたか?
その型はA、C、D、K、P、Q、U、Tの8つ。
しかもそれぞれが細かく分かれていて、すべてを組み合わせると3兆通りにもなるそうです!
「そんなに多いと輸血できる相手を探すの大変そう…」と思うかもしれませんが、
馬は人間と違って、基本的にはどの血液型でも輸血できるんです。
ただし、まれに拒否反応が出ることもあるので、「ユニバーサルドナー」と呼ばれる輸血専用の馬も活躍しています。
実は植物にも血液型がある!
「えっ、植物に血液型!?」と思った方も多いはず。
実は、一部の植物にも血液型があるんです!
人間の場合は赤血球を調べて血液型を判断しますが、植物は糖タンパク質の違いによって分類されます。
ただし、血液型をもつ植物はごくわずか。全体の1割ほどしか確認されていません。
代表的な植物の血液型はこんな感じ:
- アオキ → A型
- イヌヅケ → B型
- カエデ → O型(AB型のカエデもあり)
- バラ → AB型
面白いことに、カエデは血液型によって紅葉の色が違うそうですよ!

当ブログ「活きる学び」をご覧いただきありがとうございます。
他多数の記事をご用意していますので、お時間あるときにまたお越しください♪
