いい香りがする部屋は素敵ですよね。
香りをまといリラックスするには、香水、アロマ、キャンドル、お香と多種多様な方法があります。
香水、アロマ、キャンドル、お香…いづれもメリット・デメリットがあるんですが、
お香の使い方や、メリット・デメリットをまとめましたので紹介いたします。
流し見できるよう、簡潔に記載していますのでご覧ください。
お香とは?
お寺や仏壇で馴染みのあるお線香(お香)の香りは、
私たちにリフレッシュをもたらしてくれます。
実は、お香のリラックス効果は科学的研究で裏付けされています。
お香の使い方
お香を間違った使い方をしないよう、使い方や選び方のポイントをまとめました。
安心・安全に正しくお香を使用するためご覧ください。
使用場所は換気をする
お香は密閉した空間で使用することはおススメしません。
香りが逃げないから密閉したほうがいいでしょ!と思っていたかもしれません。…私も思っていました。
換気をしっかりとして、新鮮な空気の流れを確保するようにしましょう。
適切な量で楽しむ
一度に多くのお香を焚いたほうが香りが充満し効果が高そうだから…はNGです。
大量にお香を焚いて煙を充満させるのが目的ではありません。ほのかに香りを楽しみ、リラックスするのがお香を焚く理由ですから使用量は適度にしましょう。
煙が少ないお香を選ぶ
多くのお香を一度に焚くと煙の量が増えるため、適切な量を守る
化学物質が少ないお香を選ぶ
これは重要ポイントです。
特に海外製のお香を選ぶ際は、化学物質の含有量に注意する
火の気がない場所で使用する
火の扱いに気を付け、お香が倒れた際にも安全な受け皿を選ぶ。
燃えやすい物が近くにないことを確認してから使用する。
お香の効果・メリット
お香を使うメリットや効果は以下です。
空気浄化と殺菌作用がある
神社や仏閣などでは、朝夕にお香を焚いていますが、あれは空間を浄化するためです。
煙や火で、邪気を払ったり殺菌して空間を清めることができます。
リラクゼーション効果がある
炎と煙のゆらめきを眺め、香りをまとうことで気持ちが穏やかになります。
自宅で簡単にリラックスできるアイテムとして、アロマや香水とは異なった魅力がお香にはあります。
好きな香りを選び、炎や煙を眺めるゆったりとした時間を過ごしてみてください。
湿気をコントロールできる
お香は火を使って燃やすため、周囲の湿度を吸い取る効果があります。
湿気が多い時期や日には、お香を焚くことで快適な環境を作ることができます。
除湿器みたく専用機のような強い効果は期待してはいけません。
虫よけの効果がある
お香の成分や香りには、虫除け効果があります。
白檀(びゃくだん)や丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)などの成分は、
衣類や書物を守る虫よけとしても役立ちます。
また、香りの成分の中には除菌効果が期待できるものもあります。
消臭効果がある
お香の香りは、布製品に染み込みやすいです。
そのため、衣服の生活臭をマスキングする効果があります。
ニオイを消すのではなく、香りで上書きする効果と考えてください。
お香を使うデメリット
ではデメリットを見ていきましょう。
火事の危険性がある
火を使うタイプのお香は、火事の可能性は0では無いです。
対策はシンプルですぐに対応ができます。
- 燃えやすいもの近くではお香を焚かない
- 外出時は、お香に火がついている状態は避ける
- お香用の受け皿を使う
部屋が汚れる
お香の含まれる成分によっては、部屋が汚れる可能性があります。
ただし、過度な心配は不要です。
タバコのヤニのようにすぎに汚れが目に見えるものではないです。
私もお香を使いはじめて10年以上経ちますが、お香を焚いたことによる汚れが気になったことはないです。
(料理の油汚れの方が気になります。。)
お香に含まれる植物成分が燃焼する際、木製タールという物質が発生します。
木製タールは、タバコのヤニに似た性質を持ち、壁が黄ばむ原因になります。
「樹脂分」や「香り成分」が多いお香ほど、煙やヤニが多くなります。
日本製のお香は煙が少なめに作られていますが、
海外製のお香は煙が多く、成分が不明な場合もあるため、使用時は注意しましょう。
- 火を使わないタイプのお香で楽しむ
- 換気を確りと行う
- 海外製のお香は使わない
- アルカリ性の洗剤を使って掃除する
有害物質が出るものもあり
お香の煙には、有害物質が含まれることがあります。
呼吸器系への影響(喘息など)、発がん性がが言われています。
残念ながら、100%天然物ではないお香は存在します。
天然の植物(木粉)、天然香料、合成香料、合成着色料が配合されています。
合成香料などについての安全性を定める国際機関で安全であるとされているものを使っているお香屋さんは安心して使うことが出来ます。
何事もそうですが、「安いからこれにしよう」はやめた方がいいです。
対策は以下です。
- 海外製品のお香は使わない
- 成分が良く分からないお香は使わない
- お香を焚くときは十分な換気を行う
- 一度にたくさん焚かない
- 呼吸器が弱い場合、煙が出ないお香を使う
ペットへ影響する可能性がある
私たち人間には良い香りでリラックスできても、
動物にとって良い効果がるとは限りません。
ストレスを与えてしまうだけでなく、健康へも影響してしまう可能性があります。
- ペットのいる部屋ではお香を焚かない
- 有害成分が含まれる商品は選ばない
- お香を使用してよいか動物病院で相談・確認する
おすすめのお香屋さん
以上、お伝えしたデメリット・注意点をふまえ、
私が信頼して購入しているお香屋さんを紹介させてください。
香十
1575年から歴史を刻む、老舗中の老舗です。
香りが好きな人は知らない人はいない程有名で、お香や線香、香水、香袋など、450年近く香り専門で私たちを楽しませてくれるブランドです。
いまなら10%OFFクーポンを入手できます。
お試ししやすくなっていますので、サイトを覗いてみるといいかもしれません。
鬼頭天薫堂
香十とは同じ会社が運営している別ブランドです。
鎌倉をテーマに香りを展開しています。
香十と比較し、少し大人な感じが持ち味の香りです。
さいごに
お香は誰でも簡単にリラックスできるアイテムです。
また、良い香りがする部屋は衣服は、自分自身も自分以外もテンションがあがり、清潔感が増し良い効果を得られるでしょう。
デメリットや使い方をしっかりと守り、今後のお香ライフに活かしていただければ幸いです。
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