日本の夏は、高温多湿が特徴です。特に5月から10月ごろまでは湿度が高く、梅雨の時期になるとジメジメした空気が続いて、湿気の悩みが増えてきます。
でも、「湿気が多いと、何がそんなに困るの?」と思う人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、
- 湿気が多いとどうなるのか
- 湿度が体に与える影響
- 住居への影響
- 効果的な除湿方法
といった内容を、わかりやすくご紹介します。
「なんだか最近、体がだるい…」そんな不調の原因、もしかすると“湿気”かもしれません。
ぜひ最後まで読んで、湿気とうまく付き合いながら、快適に過ごすヒントを見つけてくださいね!
湿度とは
湿度とは、空気の中にどれくらい水分(=水蒸気)が含まれているかを表すものです。
もっと正確にいうと、「空気が持てる水分の最大量」に対して、今どれくらいの割合で水分が入っているかをパーセントで示しています。
実は、空気がためられる水分の量は、温度によって変わります。温度が高いほど、たくさんの水分を含めるんです。
たとえば…
- 気温10℃で湿度50%の場合 と
- 気温20℃で湿度50%の場合 を比べると、
気温20℃のほうが、空気中に含まれている水分の“量”は多いということになります。
湿度が高いとどうなるの?
湿度が高くなると、実際の気温よりも「暑く感じる」ようになります。これは、体の汗が蒸発しにくくなるからです。汗がうまく蒸発しないと、体の熱がこもってしまい、ムシムシ・ベタベタとした不快感に…。
さらに湿度が高すぎると、健康や家にも悪い影響が出てしまいます。
- カビやダニが発生しやすくなる
- 壁や家具が傷みやすくなる
- 体がだるく感じたり、体調を崩したりする
高湿による身体への影響は?
人が快適に感じる湿度は、おおよそ40%〜60%とされています。
この範囲を超えてしまうと、体調や生活環境にいろいろな影響が出てきます。
湿度が高すぎると、体に熱がこもりやすくなり、汗をかいてもなかなか体温が下がりません。
その結果、次のような不調が起こることがあります:
- 体に熱がこもって体力が奪われ、だるさを感じやすくなる
- 汗がうまく蒸発しないため、熱中症のリスクが高まる
- 湿気が多いとカビが発生しやすくなり、アレルギーや感染症の原因にも
湿度が高い日は、なんとなく体が重かったり、寝苦しかったりすることがありますよね。
そう感じたら、湿度が原因かもしれません。
湿気が大好きなのは…カビとダニ!
ウイルスは乾燥した空気を好みますが、カビやダニは“湿気”が大好物。
特に梅雨や夏のような湿度の高い時期は、カビやダニが一気に増える季節です。
結露がカビのもとに
湿度が高いと、窓や壁に水滴(=結露)がつくことがありますよね。
この結露をそのまま放っておくと、カビが発生しやすくなってしまいます。
カビがもたらす健康リスク
カビは見た目が不快なだけではありません。
私たちの体にも悪影響を与える可能性があります。
- アトピー性皮膚炎の悪化
- ハウスダストアレルギーの原因
- 呼吸器トラブルやかゆみのもとにも
特に小さな子どもやアレルギー体質の方にとって、カビは大きな問題になります。
カビが増えやすい環境とは?
カビは次のような環境で、どんどん増えてしまいます。
- 湿度80%以上
- 温度20〜30℃前後
まさに梅雨や夏の室内は、カビにとって快適そのもの!
だからこそ、こまめな除湿と掃除が大切なんです。
高湿による住居への影響は?
梅雨から夏にかけての時期は、湿気が多くなりがち。
このジメジメした環境を好むのが、ダニやムカデなどの害虫たちです。湿気がこもった部屋では、こうした虫が発生しやすくなるので注意が必要です。
湿度が高くなりやすい部屋って?
ジメジメ感が苦手な人は、そもそも湿気がたまりやすい部屋を選ばないことも大切なポイントです。
これからお部屋を探す人は、次のような特徴に注意してみてください。
- 窓が少なく、風通しが悪い部屋
- 北向きで日当たりが悪い、または建物に囲まれていて日光が入らない部屋
- コンクリート造で、湿度を吸いにくい構造の物件
- 壁紙の端が浮いていたり剥がれている部屋(湿気の影響かも…)
- フローリングがブヨブヨしている部屋(床下の湿気が原因かも…)
部屋の中で湿気がたまりやすい場所は?
「うちは大丈夫」と思っていても、意外と見落としがちな湿気スポットがあります。
- 水回り(キッチン・洗面所・お風呂・洗濯機まわり)
- 加湿器の近く
- 観葉植物の周辺
- 押入れ・クローゼット・シューズボックス
- 家具や家電がぴったりくっついている壁側
こうした場所は、湿気がこもりやすく、カビや害虫の温床になりやすい場所でもあります。
定期的な換気や除湿を心がけて、気づかぬうちに湿気がたまらないようにしましょう!
いますぐできる効果的な除湿方法!
湿度が高いと感じたら、早めの対策が大切です。
ここでは、手軽にできる除湿の方法をご紹介します。
こまめな「換気」で湿気を外へ
湿気をためこまないためには、まず空気の入れ替えが大切です。
- 朝晩の涼しい時間帯に窓を開けて換気
- 対角線になるように窓を開けると空気がよく通る
- 換気扇やサーキュレーターを使うのも効果的
雨の日でも、少しだけ窓を開ける「すき間換気」がおすすめです。
「除湿機」や「エアコンの除湿モード」を活用
電気代は少しかかりますが、湿度をしっかり下げたいときは家電の力を借りるのが確実です。
- 除湿機はクローゼットや押入れにも便利
- エアコンの「ドライ(除湿)」モードは、湿度を下げながら涼しさもキープ!
梅雨時は特に、寝る前や帰宅後などに活用すると快適です。
湿気対策は「除湿」と「冷房」はどちらが有効か
じめじめとした夏場にエアコンを使う場合「除湿」と「冷房」のどちらがよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
結論を言うとどちらにも除湿効果はあります。その違いは効果の大きさです。「冷房」の場合は「除湿」に比べて除湿効果が高く、併せて室温を下げることができます。「除湿」にも除湿効果や室温を下げる効果はありますが、「冷房」と比べると効果は低く、ゆっくりと除湿されます。
| 機能 | 効果の特徴 | 室温の変化 | 電気代の目安 |
|---|---|---|---|
| 冷房 | 強力に空気を冷やす・除湿効果も高い | グッと下がる | やや高め |
| 除湿(ドライ) | ゆるやかに湿気を取る | ゆっくり下がる or あまり変わらない | 冷房より省エネ |
「冷房」は効果が高い反面消費電力も大きく、「除湿」の効果はやや低いものの消費電力は抑えられるという特徴があります。おすすめの方法は、冷房と除湿を併用することです。
除湿剤や重曹でピンポイント対策を
市販の除湿剤や、身近なものでできる除湿グッズもおすすめです。
- シューズボックス、クローゼット、押入れなどに除湿剤を置く
- 小皿に入れた重曹や炭は、自然素材で安心!
- 定期的に中身を交換するのを忘れずに
押入れなどの密閉空間は、どうしても湿気が溜まりがちです。
除湿剤、炭などを置いたりすると湿気を吸い取ってくれます!
洗濯物の部屋干しにもひと工夫を
部屋干しは湿気がこもる原因になりがちですが、干し方を工夫すれば湿度を抑えつつ乾かせます。
- 洗濯物同士の間隔をあける
- サーキュレーターで風を当てる
- 浴室乾燥機や除湿機を使えば時短にも
私個人で愛用しているのがSwitchBotのサーキュレータです。
スマホで電源オン・オフや風量調整、また温湿度計と連携した動作も可能です。
>スマホで動かせるSwitchBotのサーキュレータはこちら
リネンカーテンで自然に湿度コントロール!
湿気対策におすすめなのが、「麻(リネン)」素材のカーテンです。
リネンには調湿効果があり、
- 湿度が高いとき → 水分を吸収
- 湿度が低いとき → 水分を放出
というように、空気中の湿度を自然に整えてくれる働きがあります。
さらにこんなメリットも!
- 通気性・速乾性に優れているので、蒸れにくく快適
- 抗菌・防臭効果もあり、ニオイや雑菌が気になる時期にもぴったり
機能性も高く、見た目もナチュラルでおしゃれなリネンカーテン。
湿気の多い季節にこそ、ぜひ取り入れてみてください!
家具や家電は「壁から少し離す」がカビ防止のコツ!
湿気がこもりやすい場所といえば、家具や家電の裏側。
長年同じ場所にぴったり置いておくと、空気が通らず湿気がたまり、カビが発生する原因になります。
- 家具や家電は壁にぴったりくっつけず、少しすき間を空ける
- ときどき配置を変えて、空気の流れを作る
- 裏側にホコリがたまっていないか定期的にチェック&掃除
ちょっとした心がけで、カビ予防と空気の循環、両方に効果ありです!
乾燥し過ぎも注意が必要
湿度が40%を下回ると空気が乾燥している状態です。
空気が乾燥すると肌のうるおいが失われ、人のバリア機能が低下します。
ウイルスは乾燥を好むので動きが活発になり、皮膚のバリア機能の低下とウイルスの活発化により、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
適度な湿度を保つために、湿度計を家に置いておくことをおすすめします。
私はこちらの温湿度計も愛用しています。
ペットを飼っているため、家の温度・湿度管理が必須。外出先からもスマホで温度湿度を管理でき、高温や高湿の場合はエアコンや除湿器と連動して温度や湿度を下げてくれるので、SwithBot製品は生活で欠かせない相棒となっています♪
まとめ
じめじめとした梅雨や夏は湿気対策が重要です。また多湿の地域も対策が欠かせません。
あなたにとっても、住居にとっても、または一緒に暮らすペットにとっても湿度を40~60%にキープすることが快適に過ごすために必要なことです。
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他多数の記事をご用意していますので、お時間あるときにまたお越しください♪
