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【詐欺】ポンジスキームとは?仕組み・特徴・見極め方法を紹介!

    最近では特殊詐欺のニュースが多く取り上げられていますが、
    実は詐欺事件で最も被害者・被害金額が多いのは投資詐欺といわれています。

    当記事では投資詐欺であるポンジスキームについて詳しく解説します。

    あなたが今後被害に合わないように。また、あなたの大事な人達を守れるように、ポンジスキームの特徴や過去事例を徹底的に調べましたのでご覧ください。

    目次

    投資詐欺の”ポンジ・スキーム”とは

    詐欺事件で最も被害者・被害金額が多いのは投資詐欺といわれています。そして投資詐欺のほとんどが「ポンジ・スキーム」と呼ばれる手法を用いられています。

    ポンジ・スキームとは…
    アメリカの天才詐欺師チャールズ・ポンジがその名の由来。「出資を募り運用益を配当金として支払う」と謳い資金を集め、実際の運用はせず新たな出資者からの出資金を配当金として支払い、破綻することを前提にお金を騙し取る手法です。

    おおまかな流れは以下です。

    1. 預けるだけで月利10%などと謳いお金を集める
    2. 運営者は集めたお金を運用しているように見せかける(実際運用していない)
    3. 新規顧客から集めたお金を既存客に”配当金”として横流し
    4. 実際に配当金を得られている顧客は信用する
    5. 顧客が増えるたび、新規顧客から得たお金の横流しでは運用できず破綻
    6. 運営側の雲隠れ

    ここ数年では、暗号通貨やFX、株式投資を謳い同じような手口で詐欺を行うケースが目立ちます。
    もし、誰かから勧められた投資手法がポンジ・スキームの流れと軸が同じであれば、詐欺である可能性が高いと判断して良いです。

    ポンジ・スキームで多い手口

    金銭貸借契約で投資を募る


    出資にあたっては本来「投資信託の契約」を結ぶものですが、「金銭貸借契約を取り交わすと元本が保証される」と言葉巧みに騙してきます。また、投資の世界で元本保証はありませんのでこの時点で詐欺だと気づくべきです。

    高利回り運用


    「年30%以上!!」「月10%以上!!」など高利回りを提示することがほとんどです。
    年数%程度の利回りではパンチ力が弱く、出資者(金)を集めることはできませんので、現実離れした高利回りを提示しているのが特徴です。
    ※運用実績のデータをみても、捏造されており手が込んでいるため、知識人でも見分けがつかない可能性もあります。

    投資で年利10%以上=怪しい という感覚を持っておきましょう。

    数十万の少額投資が可能

    数千万円〜数億円以上の高額な被害が出てしまう場合の多くは、最初の出資時に配当金が確りと支払われることで安心してしまうことです。後々どんどんと出資金の高額要求が行われ、結果出資金を増やしてしまうことが被害額が膨らんしまう要因となっています。

    配当を毎月支払うと約束


    人間は、相手と接触する機会が多いとその人の事を信頼する傾向があります。
    そのため、数%の配当金が支払われる機会が毎月あれば、相手を信用しきってしまいます。

    海外法人(がある)

    最大のメリットは、海外法人のため出資者が手軽に現地確認ができないという点です。出金が止まった後「いつのまにか海外事務所は空っぽになっていた・・・」ということも少なくありません。

    著名人との繋がりをアピール

    ポンジスキームの宣伝方法として芸能人や著名人を活用する方法が増加しています。最近であればSNSを通じた「インフルエンサー」のパターンもあります。

    ”有名な方が紹介しているから安心”と考えるのは極めて危険で、裏で紹介料・出演料が動いていることを理解しておきましょう。

    クルーザーやホテルを貸し切りしパーティをするなども、出資者を安心させるための手法の一つです。

    高額な紹介料


    投資詐欺を行う詐欺師は、紹介者に紹介料を支払っていることが多いのです。
    友人・知人に紹介したら〇〇%マージンが配当として受け取れます!だったり、〇〇人紹介すれば会員ランクが上がり、配当に〇〇%上乗せします!など、会員数拡大に加担してしまいます。

    悲しいことに、本来は被害者でありながら、知らず知らずのうちに詐欺の手助けを行い加害者になってしまうのです。

    ポンジ・スキームの過去事例を紹介

    ナスダック事件
    Bitclub事件
    プラストークン事件
    和牛預託商法
    ジャパンライフ

    ナスダック事件

    ポンジスキームの中で最大規模なのがアメリカの「ナスダック事件」。アメリカのハイテク株市場として知られるナスダックを創業したバーナード・ローレンス・マドフという人物が仕掛けた投資詐欺事件です。ナスダックを創業した人物かつ、高配当を出していたことから信用した投資家が殺到し、結果的に巨額詐欺事件となった。

    • 仕掛け人 :マドフ
    • 内容   :マドフが設立した「マドフ投資会」という投資グループの中で不正に集金
    • 被害額  :650億ドル(約6兆円)
    • 被害者  :スティーブン・スピルバーグなどの著名人や、野村証券などの企業も被害にあった
    • 犯行期間 :1983年~2008年(マドフは2008年に逮捕)

    プラストークン事件

    仮想通貨を預ければ、AIを使った取引で月利10%の利益を出しますと謳い、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を不正に集めた事件。(テレビではほとんど報道されていない事件)

    • 仕掛け人 :運営者
    • 内容   :仮想通貨ポンジスキーム。ウォレットに仮想通貨を預けるだけで月利10%と謳う
    • 被害額  :30億ドル(約3900億円)
    • 被害者  :1000万人以上
    • 犯行期間 :2018年~2019年

    安愚楽牧場事件

    バブル崩壊による金利低下や株価下落の影響から、和牛が相対的に手堅い商品となり「繁殖母牛に出資すれば、毎年生まれる子牛の売却代金で多額のリターンが得られる」と謳い出資者からお金を集めていた。

    • 仕掛け人 :安愚楽牧場
    • 内容   :繁殖母牛に出資すれば、毎年生まれる子牛の売却代金で儲けれると謳う
    • 被害額  :約4,200億円
    • 被害者  :約7万人
    • 犯行期間 :1990年代~2011年

    円天事件

    疑似通貨「円天」。10万円以上を預け会員になると「1年ごとに預けた金額と同額の円天を受け取ることができる」「年利100%の金利が払われる」と謳われていた。受け取った円天は、円天市場で利用することが可能とされていた。

    • 仕掛け人 :株式会社エル・アンド・ジー
    • 内容   :10万円以上を預け会員になると「年利100%の金利が払われる」と謳う
    • 被害額  :約1200億円
    • 被害者  :約4万人
    • 犯行期間 :2006年~2007年

    フリッチクエスト

    3千人以上の若者らに借金を負わせるなどして集めた計200億円は無人島やクルーズ船、高級外車などの原資に消え、その多くが返金されず。

    • 仕掛け人 :森野広太
    • 内容   :絶対に儲かる、月利4%と謳い架空の儲け話を持ち掛けた。
    • 被害額  :約200億円
    • 被害者  :約3300人
    • 犯行期間 :2016年~2022年

    いつの時代も被害が無くならず、姿・形を変えて「ポンジスキーム」が存在します。過去の事例からみても、今後も沢山の人たちが被害に遭う可能性がありますので、自分で確りと見極めて対応していく必要があります。

    ポンジ・スキームなどの投資詐欺対策

    投資詐欺にあわないためにポイントをまとめます。

    元本保証・リスク0で年利10%超の商品はない

    投資には少なからずリスクがあります。投資商品のリスクとリターンは表裏一体の関係にあるため、リスクが無く、かつ元本保証で年利10%超という商品は絶対にありません。

    「必ず儲かる!」「元本保証!」などと言われた絶対に投資詐欺を疑いましょう。

    知らない人からの誘いを受けない

    知らない人から投資話を持ち掛けられたらまず疑いましょう。
    そんなに儲かる投資なら、わざわざみなさんに教える必要はないからです。

    秘密のグループ・コミュニティーは入らない

    知らない人が集まる、投資家専用のLINEグループに勧誘された経験無いですか?
    秘密のLINEグループで投資の議論をする、というと聞こえは良いですが、実態は怪しい投資商品を売りつけるためのグループだったということも。みなさんを勧誘した人は、勧誘することで紹介の特典がもらえるようになっていることがほとんどです。

    こうしたグループからの勧誘は断るようにしましょう。

    金融庁の登録有無を確認

    人からお金を預かり投資をする場合「金融取引業」のライセンス取得が必須です。このため、登録がない業者はすべて違法行為と言えます。

    金融取引業取得の有無は、金融庁サイトで検索することでチェックすることが可能です。

    金融庁サイト

    万が一の時の対応

    投資詐欺の罠はあちこちに存在します。

    世の中にはおいしい話はありません。

    常識を逸脱した話には絶対に乗らないようにしましょう。

    万が一、投資詐欺が疑われるような困ったことやトラブルが発生したら、金融庁の「金融サービス利用者相談室」に相談してみるのも良いと思います。

    【ご参考】金融庁:金融サービス利用者相談室ページ

    ポンジ・スキームまとめ

    ポンジスキームについてだいぶご理解いただけたのではないでしょうか?投資詐欺はあの手この手で、手を変え品を変えあなたに降りかかってくる可能性があります。

    美味しい投資話には注意が必要です。あなたのために「元本保証の高利回り投資案件」が持ち込まれることは100%ありません。本当に美味しい話であれば、広く公表することなく静かにその人自身の資金を増やしているでしょう。「世の中のため」や「弱者救済」など綺麗ごとに耳を傾けず自身の資産を守りましょう。

    最後に
    ネット検索でポンジスキームを調べるユーザーはリテラシーが高い傾向にあります。詐欺被害にあうのはいつの時代も情報弱者です。

    あなたの家族、友人など大切な方が悩んでいたらぜひ当記事で得た情報を共有し守ってあげてください。

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