「Amazonをよく使うから、お得なカードを一枚持っておきたい」そう思って調べ始めたのに、種類が多くてどれが自分に合うのか分からなくなっていませんか。年会費や還元率の書き方もカードごとにバラバラで、比べるだけで疲れてしまいますよね。
そんな中でも「Amazon Mastercard」は、年会費が一生無料でありながら還元率は最大2.0%という、なかなか条件のいいカードです。とはいえ「本当に自分向きなのか」「JCB CARD Wや三井住友カード(NL)とどちらが得なのか」と、比べたくなる気持ちも当然出てきます。プライム会員かどうかでカードの種類が変わる仕組みも、知らないと後で戸惑うポイントです。
この記事を読み終えるころには、還元率や付帯保険、審査にかかる時間、そして万が一の解約方法まで、必要な情報がひと通り頭に入っています。自分に合うカードかどうか、迷わず決められるようになりますよ。
Amazon Mastercardの基本スペックと概要
まずは、Amazon Mastercardの基本的な条件を表でチェックしておきましょう。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
| 国際ブランド | Mastercardのみ |
| 年会費 | 本会員・ETCカード・家族カードすべて永年無料 |
| 基本還元率 | 1.0% (Amazon以外での通常利用) |
| Amazon還元率 | 一般会員:1.5% プライム会員:2.0% |
| コンビニ還元率 | 1.5%(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート) ※セブン-イレブンでのスマホタッチ決済時のみ最大7.0% |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (最高2,000万円・利用付帯) ショッピング補償 (年間最高200万円) |
| カード仕様 | ナンバーレス仕様 (券面にカード番号の記載なし) |
Amazon Mastercardは、国内大手の三井住友カード株式会社がAmazon.co.jpと提携して発行しているクレジットカードです。券面にカード番号が記載されないナンバーレス仕様なので、セキュリティ面でも安心感があります。
一番の魅力は、カードを持つためのコストが一切かからないこと。本会員カードはもちろん、ETCカードや家族カード(最大3枚)まで、年会費・発行手数料はすべて永年無料です。年に一度も使わなくても費用は発生しないので、サブカードとして持っておくのにもぴったりです。
「通常版」と「プライム版」はどう違う?
Amazon Mastercardには、Amazonプライム会員かどうかによって選べる2つのタイプがあります。
- Amazon Mastercard(通常版・非プライム会員向け)
- Amazon Prime Mastercard(プライム版・プライム会員向け)
この2枚の違いを知っておくことは、カード選びで欠かせないポイントです。
| 比較項目 | 通常版 | プライム版 |
|---|---|---|
| 申込対象者 | プライム会員以外 | プライム会員 (無料体験・家族会員含む) |
| Amazonでの還元率 | 1.5% | 2.0% (対象セール時は最大3.0%) |
| 一般加盟店での還元率 | 1.0% | 1.0% |
| 主要コンビニでの還元率 | 1.5% (セブン-イレブンでスマホタッチ決済時最大7.0%) | 1.5% (同左) |
| カードデザイン | シルバー基調 | メタル感のあるブラック |
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
申し込み時に「自動的に振り分け」られる仕組み
「通常版とプライム版、どちらを選べばいいの?」と迷う方は多いのですが、実は自分で選ぶ必要はありません。
申し込み時に使ったAmazonアカウントが、プライム会員(30日間の無料体験中、Prime Student会員、家族会員を含む)であればプライム版が、非会員であれば通常版が自動的に発行される仕組みです。
さらに、カードを持った後でプライム会員に入会したり退会したりすると、還元率やカードそのものが自動的に切り替わります。
- 通常版を持つ人がプライム会員に入会した場合:後日、プライム版のブラックカードが自動的に届きます。
- プライム版を持つ人がプライム会員を退会した場合:手元のカードはそのまま使えますが、Amazonでの還元率は自動的に1.5%へ下がります。
プライム会員になる価値はある?会費のもとを取る目安
「還元率を上げるためだけに、プライム会員になる価値はあるの?」と気になる方もいるでしょう。
Amazonプライムの会費は年額5,900円(税込)、または月額600円(税込)です。通常版(1.5%)とプライム版(2.0%)の差はわずか0.5%。この0.5%の還元差だけで年会費5,900円の元を取ろうとすると、年間およそ118万円をAmazonで使う必要がある計算になります。
つまり「還元率を上げたいから」という理由だけでプライム会員になるのは、あまりおすすめできません。判断の軸は、次のように考えるとシンプルです。
- お急ぎ便やPrime Video、Amazon Musicなどのプライム特典をよく使うから会員になる。その結果として還元率も2.0%になる、という順番なら◎
- プライム特典に興味がなく、Amazonの利用も年に数回程度なら、会費のかからない通常版(年会費無料・1.5%還元)で十分コスパは高いといえます。
▶ Amazon Mastercard公式サイトで詳細を見る
Amazon Mastercardを所有する5つの強力なメリット
Amazonをよく使う方にとって、見逃せないメリットが5つあります。順番に見ていきましょう。
Amazonでのいつでも高還元、セール時は最大3.0%
最大の魅力は、Amazonでの買い物でいつでも1.5〜2.0%のポイントが貯まること。他社の一般的なクレジットカード(還元率0.5〜1.0%)と比べても、かなり高い水準です。
さらに、プライムデーやブラックフライデーなどの大型セール期間中は、還元率が最大3.0%までアップするキャンペーンが実施されます。日用品やまとまった買い物をセールの時期に合わせるだけで、ポイントがぐっと貯まりやすくなります。
手続き不要!ポイントは自動でアカウントに加算
他社のクレジットカードだと、貯まったポイントを一度Amazonギフトカードに交換して、届いたコードを自分でアカウントに登録する、という手間がかかりますよね。
Amazon Mastercardなら、申し込み時の電話認証でAmazonアカウントと自動的に連携されるので、その心配は不要です。カードを使って得たポイントはそのままアカウントに加算され、次の買い物で「1ポイント=1円」として現金感覚で使えます。交換し忘れて失効する、という事態も起こりません。
セブン-イレブンのスマホタッチ決済で最大7.0%還元
日常使いのサブカードとしても優秀です。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要コンビニ3社なら、いつでも1.5%のポイントが還元されます(通常の還元率は1.0%)。
セブン-イレブンでは、Apple Payに登録したMastercardのタッチ決済を使うと、さらに5.5%が上乗せされ、最大7.0%という高い還元を受けられます。ただし、いくつか注意点があります。
- 対象になるのはApple Pay(iPhone・Apple Watch)でのタッチ決済のみです。Google PayやSamsung Pay、プラスチックカードそのままのタッチ決済、iD、差し込み・磁気決済は上乗せの対象外(通常の1.5%還元)です。
- 還元が適用されるのは、1回の利用額が税込200円以上の場合です。
- たばこの購入分は5.5%上乗せの対象外です。
家族カード(最大3枚)も完全無料でポイント合算
追加カードの使い勝手にもこだわりが感じられます。
家族カード:本会員と生計を共にする配偶者・親・子(18歳以上、高校生を除く)を対象に、最大3枚まで年会費・発行手数料が永年無料です。家族カードで貯まったポイントは、本会員のAmazonアカウントに自動的に合算されるので、家族の支払いを一本化しながら効率よくポイントを貯められます。
ETCカード・iD専用カード:こちらも発行手数料・年会費は永年無料です。利用金額の1.0%がAmazonポイントとして貯まるので、日常のあらゆる支払いがポイ活につながります。
最短10秒の即時発行!「テンポラリーカード」ですぐ使える
「今日開催中のセールで使いたい」「今日中に欲しいものがある」という方には、スピーディーな即時審査・発行サービスが用意されています。
オンラインで支払い口座の設定などを済ませ、午前9時〜午後7時の間に申し込むと、最短10秒〜5分で審査が完了します。
審査に通ると、カード本体が届く前でも、利用限度額30,000円の仮カード「Amazonテンポラリーカード」が発行され、その日のうちにAmazonアカウントへ自動で登録されます。すぐに買い物で使い始められます。

契約前に知っておくべきデメリットと落とし穴
良いところばかりに目が行きがちですが、契約前に知っておきたい注意点もあります。
貯まるポイントは「Amazonポイント」のみ
最大のデメリットは、貯まるポイントが「Amazonポイント」に限定されていること。他社のカードのようにマイルへ交換したり、他の共通ポイントへ移行したり、利用額に充当したりすることは、原則としてできません。
Amazonをあまり使わない方にとっては、ポイントを活かしにくい点がデメリットになります。
Amazon以外での還元率は「1.0%」
Amazonや提携コンビニ以外、たとえばスーパーやドラッグストア、公共料金の支払いなどでの還元率は1.0%です。
クレジットカード全体としては標準的な数字ですが、「すべての支払いでもっと効率よくポイントを貯めたい」という方には、JCB CARD W(優待店でポイント数倍)のようなカードの方が向いている場合もあります。
国際ブランドは「Mastercard」のみ
名前の通り、選べる国際ブランドはMastercardだけです。Visa、JCB、American Expressは選べません。
すでにMastercardのカードをメインで持っていて重複を避けたい方や、特定ブランド限定のキャンペーンを利用したい方には、この点が制約になるかもしれません。
旧ゴールドカードにあった「プライム特典」は廃止
以前発行されていた「Amazon Mastercard ゴールド」は、年会費がかかる代わりにプライム会員資格が自動で付いていました。しかし新デザインへの移行に伴い、ゴールドカードは廃止されています。
現在の「Amazon Prime Mastercard」は年会費無料ですが、プライム会員資格そのものは付帯していません。プライム特典を使いたい場合は、別途プライム会費(年額5,900円など)を自分で支払う必要があります。
▶ Amazon Mastercard公式サイトで詳細を見る
もしもの時も安心。付帯保険とセキュリティ体制
年会費無料のカードでありながら、いざという時の補償や保険はしっかり備わっています。
海外旅行傷害保険(最高2,000万円・利用付帯):旅行前に航空券やツアー代金、空港までの交通費などをAmazon Mastercardで支払っておくと、旅行中の病気やケガ、荷物の破損などを最高2,000万円まで補償してもらえます。
ショッピング補償(お買物安心保険・最高200万円):国内外を問わず、購入した商品が破損したり盗難に遭ったりした場合、購入日から90日間、年間最高200万円まで補償されます。国内利用分はリボ払いか3回以上の分割払いが対象ですが、高額な買い物をするときの心強い味方です。
24時間365日の不正利用監視:発行元の三井住友カードが、利用状況を常時モニタリングしています。怪しい取引を検知すると決済を一時停止し、スマホに確認の通知が届きます。万が一不正利用があった場合も、届け出た日の60日前までさかのぼって、原則全額を補償してもらえます。
よくある質問(FAQ)
使わなくなったら?解約の手順と注意点3つ
年会費は無料なので持っているだけで損はありませんが、整理のために解約したくなったときの手順も確認しておきましょう。
オンラインで完結!解約の手続き方法
解約は、24時間いつでも手続きできる会員サイト「Vpass」からのオンライン申請がスムーズでおすすめです。
- 1. Vpass(https://vpass.ne.jp)にログインする
- 2. 「各種お手続き」から「退会(解約)」を選ぶ
- 3. 注意事項を確認し、画面の案内に沿って手続きを完了させる
電話で解約したい場合は、三井住友カード カスタマーセンター(0570-004-980/受付時間10:00〜17:00)へ連絡すれば手続きできます。
解約前に確認したい3つのポイント
解約ボタンを押す前に、次の3つは必ずチェックしておいてください。
1. Amazonポイントの残高と有効期限
「解約したらポイントは消えてしまうのでは」と心配する方も多いのですが、ポイントはカードではなくAmazonアカウント側で管理されているため、解約後も有効期限内ならそのまま使えます。ただし解約後は新しいポイントが貯まらなくなるため、有効期限(最後に買い物をした日、またはポイントを獲得した日から1年間)が来ると失効してしまいます。使い道は事前に考えておきましょう。
2. 家族カード・ETCカードも同時に解約される
本会員のカードを解約すると、そこから発行していたETCカードや家族カードもまとめて解約になります。家族カードを日常的に使っているご家族がいる場合は、事前に伝えて代わりのカードを用意しておくと安心です。ETCカードの解約を忘れたままETCレーンに入るとバーが開かず危険なので、車載器からカードを抜くのも忘れずに。
3. サブスクや公共料金の支払い先の変更
Amazonプライム会費や動画配信サービス、スマホの通信料、電気・ガスなどをAmazon Mastercardで自動支払いにしている場合、解約すると引き落としができなくなります。放置するとサービスが止まったり延滞金が発生したり、信用情報に影響が出たりすることもあるため、解約前に数ヶ月分の利用明細を確認し、支払い先を新しいカードに変更しておきましょう。
まとめ:Amazon Mastercardはこんな人におすすめ
本記事の内容を振り返り、Amazon Mastercardがどのような人に向いているかをチェックリストにまとめました。
Amazon Mastercardとの相性チェックリスト
- 年に何度もAmazonで買い物をする
- ポイント移行の手続きや有効期限の管理はできるだけ避けたい
- すでにAmazonプライム会員、またはこれから加入する予定がある
- セブン-イレブンをよく使い、Apple Payでのスマホ決済が習慣になっている
- 年会費もETCカードや家族カードの維持費も、1円もかけたくない
- 大手ブランド(三井住友カード)のセキュリティを信頼したい
3つ以上当てはまるなら、Amazon Mastercardを作って損はありません。
ここまで、Amazon Mastercardの基本スペックから通常版とプライム版の違い、5つのメリット、そして見落としがちなデメリットや解約時の注意点まで、一通りお伝えしてきました。年会費が一生無料でありながら還元率1.5〜2.0%を保てる点は、数あるカードの中でも際立った強みです。
「自分に合いそうかも」と感じたら、まずは公式サイトでAmazonアカウントにログインし、今受けられるキャンペーンや新規入会特典をチェックしてみてください。プライム会員ならその場で2.0%還元のカードが自動的に発行されますし、最短10秒の審査なら、今日の買い物からもう使い始められます。
年会費を気にせず、Amazonでの買い物を少しずつお得に変えていく。そんな一歩を、この記事から踏み出してもらえたら嬉しいです。
▶ Amazon Mastercard公式サイトで詳細を見る
本記事は2026年9月時点の公式サイト情報をもとに作成しています。年会費・還元率などの条件は変更される場合があるため、お申し込みの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。